流行に遅れつつ付いていく
のが当ブログらしい。
正月中はペルソナ4
だいぶ前に中古ショップで買ったものの、積んであった。ようやく開封した上で始めてみる。
なんというか、全体的におしゃれな雰囲気が出ている。特に音楽は秀逸な完成度。
面白いのが、バトル中に「これなら勝てる!」というような補足セリフが入ること。おかげで臨場感が高い。エースコンバットの無線と同じような効果だろうか。RPGのバトルというとマンネリになりがちだけれど、これとBGMのおかげで何とか飽きずにやっていける感じ。
ボリュームたっぷりで、丁寧にやると数十時間じゃ終わりそうにない。そんなに時間が余ってるわけではないので、気長に進めていくしかないか。
Google日本語入力を入れた
これを書くのに使い始めてみた。明らかに悪くない。良いかどうかは、まだ分からない。
入力候補が出てくれるのは嬉しいような目障りなような。単なる慣れの問題? 学習が進むと快適な候補予測をポップアップしてくれるのかもしれない。
休み中の読書
バケーションには大著。……とまではいかないけど、せっかく時間があるのだから、それなりのものを読もうと。
今回は『計算理論の基礎』。平易な記述に努めている印象はあるのだが、もともとが抽象的な内容なので読むには時間がかかりそう。でも面白いんだな。
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- 作者: マイケルシプサ,Michael Sipser,渡辺治,太田和夫
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2000/04/15
- メディア: 単行本
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いろいろ忙しい
昼は授業、課題のプログラミング、クラシックギターの練習(趣味)、そのほか年末のバタバタ。
ぜんぶ詰め込んだら一日があっというまに無くなる。忙しいことは幸せなことなのだと、自分に言い聞かせて、一日一日を積み上げる。
プログラミング課題
ゲーム木探索をやってる。課題の対戦ゲームをどうしたものか思案中。
あるていど強いAIを作りたいのだけど、ミニマックス法じゃ効率が悪すぎる。といっても良い評価関数が思いつかないので、α-β法を使った枝刈りも微妙な効果しかない。
クラシックギター
ヨーク先生の『フェア』を練習中。いくつか難しい部分がある。この土日でなんとか弾けるようにならないと。
読書
今年の冬休みは、目指せヘネパタ本の制覇、というテーマで。『Write Great Code』の著者も言っていたはずだが、低水準を知っていると分かることは沢山あるはず。
買っちゃった
オライリーのビューティフルシリーズ第二弾。鮮やかな表紙に惹かれる。
![ビューティフルアーキテクチャ (THEORY/IN/PRACTICE) ビューティフルアーキテクチャ (THEORY/IN/PRACTICE)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/512VT%2BbHXML._SL160_.jpg)
ビューティフルアーキテクチャ (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Diomidis Spinellis,Georgios Gousios,久野禎子,久野靖
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
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まだあんまり読んでない。『ビューティフルコード』と同じく、何人もの著者が思い思いのテーマについて語ったエッセイ集の形をとっている。
とりあえず読んだのは、バートランド・メイヤーの章。オブジェクト指向 vs 関数型の議論に一石を投じている。本当に慎重な書き方をする人だなあというのが第一の感想。議論の限界として
検証者のバイアス
本章の著者は、長年オブジェクト指向技術に貢献してきており、その提唱者です。
と言ってしまう辺りは、むしろ好感が持てる。
肝心の内容については、個人的に疑問符が付く部分が無くもない。まあどのみち、そう簡単に結論が出る問題ではいだろうし、何回か読み直して咀嚼しようっと。
シリーズは続く
邦訳されている「コード」「アーキテクチャ」の他に、原著では「テスティング」「チーム」「セキュリティ」「データ」が出版されているらしい。これらの邦訳にも期待したい。
マクロスFの劇場版を見てきた
マクロスシリーズ第一作の『超時空要塞マクロス』というと、SFと見せかけて実はベタベタなラブコメだったような。いや、ちゃんとSFもしてるんだけどさ。
面白かった。原作アニメを凝縮・再構成してあるので、各話の良いシーンが詰まってる。かといって総集編でもないので、展開に飽きることもない。
CGを含めた映像の進歩が著しい*1。若かりし日のGONZOが頑張った『青の6号』あたりと比べれば一目瞭然*2。”なんか浮いている”とでも言うべきGC独特の違和感がほとんどなくなり、むしろ華々しい印象を受ける。シェリルのライブシーンは圧巻だった。
いわゆる納豆ミサイルとか、ダイダロスアタックとか、劇場版になっても相変わらず、元祖マクロスを彷彿とさせる描写が随所に残っているのも嬉しい。
前後編に分割されちゃうのがなあ。長く楽しめて嬉しいような、後編を待ってる間に熱が冷めてしまいそうな、もどかしい。
劇場版で再構成+αが流行り?
エヴァの新劇場版や、グレンラガンの劇場版のように、原作の週一アニメを劇場で再構成するパターンが流行みたい。
まあエヴァはちょっと違う気もする(序はともかく破はほとんど完全なリメイクだ)けど、マクロスF・グレンラガン・東のエデン、なんかまだあった気がするけど興味があるのはこれぐらい。どれも、劇場版で原作を再構成・補完している点が共通している。
実際見た限りでは、どれも面白いと思う。外れがない。見に行くのは原作ファンが中心だろうから(自分を含めて)評判がいいのはむしろ当然として、その辺を割り引いても良質に仕上がっている気がする。
偶然だろうか? それとも何か理由があるのか。
久しぶりに思いっきりゲームがしたいなあ
と妄想するこの頃。でも、特にやりたいタイトルがない。
あ、だいぶ前だけど、中古で買ってきた『シャイニングフォース・イクサ』はやった。
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『スーパーマリオRPG』とかをやってた頃には黙々とレベル上げも楽しかったのだけれど。なんだかんだで、僕の感性も劣化してきたのかもしれない。
なつかしの美術
中学生のころ、渋々ながら美術史を勉強したことがある。時代・画家・代表作・概略をセットにして延々と暗記する日課には、嫌でも飽きさせられたものだった。
もっとも今にして思えば、ちょっとかじってるだけで意外なほど役に立つので、暗記に損はなかったのだと考えるようになった*1。
バロックだの、ロココだの、ミケランジェロ、レンブラント、ボッティチェリ、モネ……etc。細かい所はぜんぜん覚えていなくても「あ、そんな名前があったね」という記憶の断片があるだけで、興味がもてるし再記憶も楽になる。この前とうとう、国立西洋美術館にまで行っちゃった。先生ありがとう。
年末の大作。買う気はないくせに通ぶって批評はする
FF13のFINAL TRAILERが公開された。
どうしてもスターウォーズの親戚に見える、いやそれ以前に飛び交ってる単語(ファルシ、ルシ?)がよくわからない。まあそれはともかく。
きれいなCGだなあ、とは思う、思うしそれは魅力的なことなのだが……こういう映像を見るたびに考えるのだけれど、リアルさを追求する果てにあるのは何か? リアルという基準は、”現実現実と比較して”である以上、究極のリアルは現実でしかないのではないか。
つまり、リアリティを追求する方向での進化は終わりが見えているように思えてならない。それがどうしても気になるし面白くないし怖い。ティルズシリーズのようなトゥーン的な表現のほうが魅力を感じるけどなあ。
的外れ?
もっとも、この批判というか思考実験には反論だってあるだろうし。
- リアリティを追求する果てにあるのは現実ではないかもしれない。超現実的なオブジェクト、例えばトレイラーで言う召喚獣などは、むしろ映像作品の表現を現実以上に引き上げていると言えるのではないか。
- もしリアリティの行き詰まりが起きるとしても、そこから新たな模索を始めればよいし、それまでの蓄積はおそらく無駄にならない。
- 映像面での行き詰まりがあったとしても、それは作品全体としての行き詰まりを意味しない。
ここで美術史の話を思い出す。絵画分野では、19世紀までで一通り写実的な技法が登場した後に、それに反発する形で印象派が登場したそうな。どうもゲーム業界とかぶって見える。ゲーム世界は絵画を後追いしているのか、それとも未知の世界へ進んでいくのか。どうなるんだろう? 多様で面白い世界を見せてほしいものだけれど。
*1:この辺に80:20の法則があるんじゃないかなあ。全体の2割の知識量でも8割ぐらいをカバーできる。逆に言うなら、専門家といわれる存在は残りの2割のために心血を注いでいる